6次産業化商品ごぼうかりんとう「伊都ごぼりん」の開発、販売【糸島農業協同組合】
経緯・背景等
糸島農業協同組合では、生命産業である農業の振興を図り、豊かな地域社会の実現に貢献するという基本理念の基、安全・安心な農畜産物の生産はもとより、環境にやさしい農業を目指し、さまざまな取り組みを行っている。
その一環として、農業者の所得向上や雇用の増大につながる6次産業化に取り組んでいる。
取組内容
糸島市の地域、風土を活かし、組合員自ら生産した「ごぼう」のうち、その生産過程で発生した規格外品と、「小麦」(ラー麦:福岡県育成品種)を活用した風味豊かなごぼうかりんとう「伊都ごぼりん」を開発、販売している。「伊都ごぼりん」は、外部へ製造を委託し、糸島農業協同組合の直営販売所である「伊都菜彩」(年間利用者数135万人)での直売、及びインターネット販売を行っている。
この取組により、糸島産農畜産物の知名度、認知度を更に高めるとともに、加工品製造・販売の強化による経営基盤の一層の充実を図っている。
また、数多くの6次産業化の取組みに加え、直売所「伊都菜彩」の運営により地産地消の推進、食育活動、雇用の創出など地域の活性化にも寄与している。
関係する県の制度
福岡県6次化商品コンクール
県内各地で6次産業化の取組みによる新たな加工商品等の開発が進められている中、これらの6次化商品の魅力を高め、販売拡大を促進するため、「福岡県6次化商品コンクール」を実施し、消費者から高く評価されている商品や、新規性や話題性に優れた商品を表彰するもの。
(農林水産部 園芸振興課)

