わたいれはんてん屋の残糸残布アップサイクル活動
宮田織物株式会社
- 製造業
- 筑後地区
- 21~50人
SDGsの取組を始めた経緯(課題や背景)
宮田織物は、生地デザイン~製織~服飾デザイン~縫製~綿入~とじまで、繊維業界には珍しいほぼ一貫生産体制ですが、製織工程では残糸、縫製工程では残布、綿入工程では残綿と、工程ごとに原材料が残ってしまいます。残り物だからと捨ててしまうのは「もったいない」。何とか活用して生かせないかと若手スタッフが考えました。
SDGsの主な取組内容
綿入袢天や作務衣、haori等の生地の製織工程(特に整経=せいけい)でどうしても発生する残糸を、久留米のイナバ株式会社様とコラボし、oddシリーズ(お洒落な手袋や靴下、アームカバー)にアップサイクルしています。
裁断縫製時にどうしても発生する布のハギレは、大阪の中原化成品工業株式会社様に提供し、強化プラスティックに生まれ変わっています。
他にも、九州大学の学生様とコラボし、裁断縫製時に出る残布と、綿入工程で出る残綿を組合わせたハンドメイドキットも開発しました。
SDGsの取組による効果
残糸を使ったodd gloveは2022年福岡デザインアワードで金賞入賞。oddシリーズ、ハンドメイドキットは、ネットやイベントで販売し大好評。社内でも、アップサイクル、そしてSDGsへの意識が高まりました。
その他のSDGsの取組
- LED蛍光灯に順次変換、節電の推奨
- 太陽光発電の導入
関連するSDGsのゴール
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