株式会社リョーワ
SDGs達成に向けた取り組み方針
当社の経営理念は「人・もの・設備の存在価値を高め続ける事により豊かな社会の実現に貢献します」です。地球上に存在する人・モノ・設備のすべてが、複雑に連携しながら善循環を形成するかけがえのない存在価値です。当社は、良い和(パートナーシップ)の構築こそが、信頼関係構築のベースと考え、日々努めています。祖業である油圧事業、そしてモノ・設備だけでなく人材育成・開発等の無形資産のメンテナンス事業もこのパートナーシップがあって成り立ちます。これまでもこれからも、経営理念に沿って善なる循環の形成に努め、持続可能な社会の実現に貢献して参ります。
SDGs達成に向けた重点的な取組
公正・パートナーシップ・地域社会への貢献
特に開発に携わる外国人従業員に北九州市内での清掃活動に参加してもらうことで、廃棄物が街の環境に与える負荷を学んでもらうことを目的にします。さらに、こうした活動を通して、より長く住み続けたいシビックプライドを醸成することで社内定着化も図ります。また、将来的には、こうした取組みを母国に発信することで、草の根レベルでの啓蒙活動にも取り組んでいきます。
人権・平等・労働
事務系のみならず、開発チームは多様な国籍(タイ人)が在籍し、タイ人女性技術者も積極的に採用しています。さらに、こうした女性技術者がインターンシップ生の指導も実施することによって、新たな人材獲得活動・雇用創出に結びつけています。
また、育児・介護休業規程を定め、特に育児については性別関係なく全従業員および配偶者が対象となっています。
さらに、過重労働による健康障害防止に関する面接指導規定を策定し、時間外労働の軽減や健康障害防止に努めています。
産業・技術
少子高齢化による労働力人口減少を解消するため、AIによる外観検査装置で製造現場の機械化を促進させ、当該現場の生産性向上に貢献する。合わせて、海外を含めた大学と提携し、インターンシップ受入れによって、高度人材育成に努め、地域・国家の成長基盤の強化に貢献しています。
環境・ワンヘルス
当社の環境理念には、「豊かな社会の実現」のもと、地球環境の問題が人類共通の重要課題のひとつであるとしています。
具体的には、油圧メンテ事業において、浄油機を設置することで油の交換頻度を削減して油を長寿命化(リデュース)と省電力化、さらに廃油を出さないよう交換油のリサイクルを行っています。
さらに、毎週火曜日は「環境理念の日」とし、管理責任者は環境マニュアルを解説・共有し、全社に環境意識の浸透を図っています。
また、AI技術を活用して北九州市の感染症対策プロジェクトに参画することでワンヘルスの実現に貢献します。
SDGs達成に向けたパートナーシップ
地元北九州市、さらに高度人材を輩出してくれるタイ王国の持続可能な成長と発展に貢献したいと考えています。
具体的には、北九州SDGs登録制度に登録、北九州イクボス同盟に加盟し、北九州高専、北九州産業学術推進機構でのAI講習を通じた地元人材育成に努めています。タイ王国・国立カセサート大学およびパンヤピワット経営大学とMOU締結し、 現地でのAI講習による人材育成やインターンシップ受入れを実施しています。地域・国をまたいだ地域と連携し、知識、技術、情報、資金を共有することで、良好な信頼関係を構築し、地域全体の成長と平和に寄与します。