社会的課題への惣菜・農業・福祉の連携による取り組み【(株)アクティブ・ライフ・サポート】

SDGsの取組を始めた経緯(課題や背景)

作業療法士である創業者は、病院勤務の経験から、食事や社会的孤立といった課題を抱える高齢者が多くおられるという状況に直面してきました。また、創業者は同市内の農家出身であり、後継者不足などによる地元農業の将来への問題にも直面していました。食事を中心とした事業を通して、高齢化によるこれらの課題に取り組みたいと考え、作業療法士やケアマネジャーの資格を持つ創業者の経験やネットワークを活かした惣菜店事業を開始しました。

SDGsの主な取組内容

  • 惣菜店には座席を設けており、買い物ついでにコミュニケーションをとれるよう工夫している。
  • 惣菜販売の際に、買い物に来る高齢者の見守り活動を行っており、民生委員などと連携しながら高齢者の安全・安心に努めている。
  • 惣菜店に隣接するデイサービスでは、近隣保育園などと連携し、高齢者に社会的役割を担っていただくなどの取り組みを行っている。
  • 農業と福祉の連携により地産地消を推進し、地元農業の活性化を図っている。

SDGsの取組による効果

上記取組は、高齢者在宅生活の安全・安心につながるだけではなく、高齢者の生きがいづくり、地産地消による農業活性化、高齢化による社会的課題への相互理解の促進などにも寄与するものと考えています。

その他のSDGsの取組

  • フードロスの削減、ビニール袋使用削減の取り組み、など

関連するSDGsのゴール

  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 11 住み続けられるまちづくりを

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